キルネットと呼ばれるハッカー集団がニュースで話題になっています。
キルネットはロシアの一般市民が「国を守るために立ち上がった、全国各地から集まった普通の一般人」とのこと。
実際に投稿された犯行声明の内容について記載していきます。
キルネットの犯行声明は東京メトロホームページへ攻撃?
キルネットが投稿した犯行声明を調べてみると東京メトロ以外にも複数の日本のウェブサイトに攻撃していました。
キルネットが攻撃したとされるサイトは以下になります。
・東京メトロホームページ
・大阪メトロホームページ
・mixi
・e-Gov(日本政府の行政情報窓口があるサイト)
・eLTAX(地方税のポータルシステムサイト)
・JCB(クレジットカード会社)
・名古屋港管理組合
・大阪メトロホームページ
・mixi
・e-Gov(日本政府の行政情報窓口があるサイト)
・eLTAX(地方税のポータルシステムサイト)
・JCB(クレジットカード会社)
・名古屋港管理組合
政府のサイトや交通機関はもし停止するとマズイですよね。
実際の被害はどの程度なのでしょうか。
調査でわかった物を記載します。
キルネットに攻撃されたサイトの被害は?
キルネットに攻撃されたサイトは機能が停止してしまっているのでしょうか。
調べた結果、犯行声明の7サイトのうち、サイトにアクセスできなくなったのは「名古屋港管理組合」の1サイトでした。
それぞれのアクセスしづらくなった時間帯と復旧結果を記載します。
まず通勤で必要な電車です。
・東京メトロ←9月7日午後7時以降にサイトが閲覧しづらくなった
・大阪メトロ←9月7日午後10時ごろサイトの一部が閲覧できなくなった東京メトロ、大阪メトロ共に運行に支障はなかったとのことです。
・大阪メトロ←9月7日午後10時ごろサイトの一部が閲覧できなくなった東京メトロ、大阪メトロ共に運行に支障はなかったとのことです。
運行に支障が無ければ人命に被害は無さそうなのでよかったです。
次に政府のポータルサイトであるe-GovとeLTAXですが、
・e-Gov←計4庁23サイトが9月6日の夕方に一時的に閲覧できなくなりました。
しかし、6日中には復旧し、7日の記者会見では「システムから情報漏洩は無かった」と報道されました。・eLTAX←接続しづらい状況が続いた
キルネットによるものかどうかもわかっていない。
しかし、6日中には復旧し、7日の記者会見では「システムから情報漏洩は無かった」と報道されました。・eLTAX←接続しづらい状況が続いた
キルネットによるものかどうかもわかっていない。
日本政府のサイトが麻痺してしまうことはなかったようです。
その他3サイトについて
・JCB←7サイトが接続しづらい状態になった
・名古屋港管理組合←接続できなくなった
・mixi←9月6日20時過ぎ頃に公式Twitterで「アクセスしづらい」と発表、翌日11時過ぎに復旧完了
・名古屋港管理組合←接続できなくなった
・mixi←9月6日20時過ぎ頃に公式Twitterで「アクセスしづらい」と発表、翌日11時過ぎに復旧完了
JCBもmixiも若干の被害を受けたようですが、アクセスが集中した時のような症状で済んでいますね。
唯一、名古屋港管理組合がサイトに接続できなくなってしまったのは本当に可哀想です。
キルネットが攻撃した手段はDDoS攻撃?
今回キルネットが7サイトを攻撃するために使った手段は「DDoS」攻撃とのことです。
DDoS攻撃とは簡単にいうと、複数のPCからサイトに対してとてつもない量のアクセスデータを送り
アクセスを受けたサーバーやネットワークがパンクしてしまうように攻撃する手段です。
イメージしやすい現象に例えると
- チケット予約を開始時間にサイトにアクセスしようとしたらアクセスだらけで見れなくなった
- 人気YouTuberの生放送が視聴者が多すぎて見れなくなった
といったところです。
以前2ちゃんねるで流行った田代砲もDoS攻撃というDDoS攻撃の弱い版みたいなかんじです。
すごく簡単に書いたので間違っている部分があったらすみません。
まとめ
現在日本のウェブサイトを攻撃しているキルネットが出した犯行声明の内容と実際にあった被害を記載しました。
まとめると
- キルネットが攻撃したのを確認できたのは7つのウェブサイト
- 攻撃されてアクセスが完全に停止してしまったのは名古屋港管理組合のサイト
- キルネットが使用している攻撃手段はDDoS攻撃
以上です。
ではまた!